子育てを「楽しめる人」と
そうでない人の違いは
一体どこにあるのでしょう?
「うまくいく方法とは?」
という視点に立ってみて、
子育てを楽しめる人にみられる
共通点を取りあげたいと思います。
①一人で抱え込まない
子育てが孤育てになってしまうと
毎日どころかその瞬間瞬間が
絵に描いたような地獄(戦場)に
なってしまいます。
そもそも、にんげんの子育てを
たった一人で全部するなんて
不可能です。
たとえばですが、
ペンギンの子育ては
コロニー(集団)で行いますよね。
動物だって、
みんなで助け合って
子育てするのです。
「助け合う」ことは
にんげんだって、同じなのです。
(むしろ普通のことです)
②使えるものはなんでも使う
一人で子育てをしない。
もちろん協力してくれる
家族が何人かいれば理想的ですが
必ずしも、そういった環境に
恵まれた人ばかりではありません。
何かの事情により、
一人で子育てをしないといけない
場合もありますよね。
そういった時は、遠慮なく
つかえるものをなんでも
使っていただきたいのです。
具体的には・・・
- 保育園
- 放課後デイ
- 行政の福祉制度
- アウトリーチ(訪問サービス)
- 行政やNPO等の窓口相談や電話相談、
- 近所のコミュニティやサークル
- 学生ボランティア
ほかにもいろいろあります。
ほんとうに文字通り
家で子どもを見られない、育てられない
場合は
ためらわず、
まずはお住まいの地域にある
役所に相談しましょう。
市町の家庭児童相談室
あるいは県や区の児童相談所では、
一時的ですが子どもを宿泊で
預かってくれる制度もあります。
③子どもよりも「楽しむ」「あそぶ」
そしてなにより、
ある意味「究極の秘訣」は
これです。
子どもと一緒に遊ぶときに
あなたが一番遊ぶことです。
これは余談ですが、
私自身の子育ての経験です。
ある日、子どもたちが私の部屋で
クレヨンで壁一面にお絵描き
していたのを見つけました。
私は起こっている現実を
すぐに飲み込めず
フリーズしてしまったのですが
もう、いいや・・・と
何かが吹っ切れました。
私はおもむろにクレヨンを持って
子どもたちと一緒に
壁一面にお絵描きをやりました。
やってみると案外楽しくて
壁一面に描かれた作品(?)が
完成しました。
あれから12年。
壁一面に描かれた作品は
今でもクッキリハッキリ
残っています(笑
おわりに
そうはいっても・・・
頭では答えが分かっているけど
できない時もあると思います。
そんな時は、一人で抱え込まずに
まずはご相談くださいね(^^)