子どもの反抗にイライラして仕方がない時。
思春期の子どもを育てておられる方にとって
めちゃくちゃあるあるな話だと思います。
（実際にそういったご相談も多いです）
育児書や行政のHPなどには、よく
「思春期はそんなものだから見守りましょう」
「こっちがイライラしちゃ負けです」
「子どもを信頼して！」
など、
正論みたいな話が書かれていますが
それができたら苦労せーへんわ！
って思いますよね。
では、子どもの反抗に
イライラして仕方がない時
いったいどうすれば良いのか。
それは・・・
まずは、あなたが
ちょっとだけ
家の外に出ましょう。
まずはとにかく、
これをやっていただきたいのです。
いやいや、
悪いのは子どもなんだから
お前が外に出ろや！
・・・って言いたくなった方も
おられるでしょう。
ですが、残念ながら
反抗期の子どもにそれを言ったところで
「うるさい〇〇〇！お前が外出ろや」
と逆に言い返されて、
あなたは余計にムカつくのがオチです。。。
だからこそ、
あなたのほうが外に出ることを
さっとやっていただきたいのです。
もちろん根拠はあります。
それは、にんげんという生き物の
性質に次のようなことがあるからです。
にんげんは、
自分がいる場所が変わると
感情も切り替わる。
不思議な話ですが、
どうもこんなことが起こるようです。
つまり、人間の脳や認知の性質を
活用するということですね。
逆に、よくない方法は
「気合いで怒りを抑え込むこと」
です。
これは、一時的には有効な時もありますが
ただ感情を押さえつけているだけなので
意志の力が緩んだ時にイライラが噴出します。
アンガーマネジメントを
誤用した例などが
わかりやすいでしょう。
＝＝＝こういった誤用です＝＝＝
あなたが子どもにイラっと時、
その場で子どものツラをガン見しながら
６秒数えます。１，２，３・・・
※反抗する子どもはずーっとあなたの目の前にいる状況です
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
さて、これで怒りが
１００％スッキリ収ましたか！？
・・・っていう話です。
だからこそ、手っ取り早い方法として
あなたが率先して
子どもとは別の居場所（家の外）
に移動してください。
いきなり外に出るというのも
なんだかなーって感じた場合は、
「ちょっと買い物してくる」など言ってから
外の空気を吸いに行けばＯＫです。
（ほんとうにスーパーやコンビニに行っても、もちろんＯＫ）
これで、家の中の空気を
これ以上悪化させることなく、
「また言い過ぎた」と
子どもに怒鳴ってしまった後悔を
することもありません。
だからこそ・・・。
子どもの反抗にイライラして仕方がない時、
あなたがちょっとだけ家の外に出ましょう。
あなたにとって、明日がよりよい
一日となりますように。
