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「相手を変えたい」と思っているうちは何も解決しない

仕事の人間関係に悩む

カウンセリングをやっていると、
このようなご相談がしばしばあります。

「ダンナのモラハラを止めたいです」
「子どもが学校に行くようにさせたいです」
「口うるさい姑を黙らせたいです」

一見するとこれのお悩みは
全く関係ないように見えますが
実は、共通点があります。

「他人を変えたい」
これが共通することですね。

しかし、こういうふうに
他人を変えたいと思っているうちは
本当の意味の解決には至りません。

いちおう表面的な意味で
ちょっとの間取り繕うだけのことであれば
可能ですが。(すぐに問題が再発します)

では、どうすれば
本当の意味での解決になるのか?

それこそが
「自分自身の変化が、まずは先」
という事実を受け入れることです。

こういうふうにお伝えすると
一定数の方はこうおっしゃいます。

「私が悪いっていうことですか?!(怒)」

いいえ。全くそうではありません。

で、こうお応えするとほぼ確実に
一定数の方は次にこうおっしゃいます。

「じゃあやっぱり相手が悪いんですよね?」

いいえ。それも違います。

「結局、どっちが悪いっていうんですか!?」

さて、このやりとりの中に
問題解決の重要なヒントが
隠されているのですが

あなたはもうお気づきでしょうか。

そうです!

「相手を変えることこそ解決だ」
と思っている時は、「〇〇が悪い」と
誰かを悪者にしていますよね。

そういう発想があるからこそ
「相手を変えるのが答えじゃない」
と言われた時に

あなたの頭の中で、一瞬の間に
「相手=悪」じゃない
ん、ということは「悪いのは自分か?」
となり、


「私が悪いっていうことですか?!(怒)」
という言葉になるということです。

私か相手か、悪いのはどっちなんですか?
(誰が悪者なんですか?)という発想ですね。

誰かが悪者、という発想そのものを
一旦横に置いておいて、手放しておかないと
ほんとうの解決には至りません。

誰かが悪者、という関係性は必ず
被害者と加害者を作り出します。

つまり、どっちかが正義で、もう一方は悪。
だから、正義が悪をやっつけないといけない。
こういう発想ですね。戦争と同じです。

だからこそ・・・
ほんとうの解決(=終戦)を
するためには

悪者は誰だ?
誰が間違っているんだ?
被害者は私なんだ~!!

という発想はある間は
問題が解決するということは
まず、あり得ません。

被害者意識・加害者意識といった
「〇〇が悪い」というジャッジそのものを
手放す必要がある
ということですね。

頭の片隅にでも
とどめておいてくだされば幸いです。

あなたにとって、明日がよりよい
一日となりますように。