「頭では分かっているけど
つい、イライラをぶつけてしまうんです」
子どもにイライラをぶつけてしまう。
パートナーにイライラをぶつけてしまう。
同僚や部下にイライラをぶつけてしまう。
こういったご相談も
心理カウンセリングで
お受けすることが多いですが
結論だけを先に言ってしまうならば、
「ただ、愛がほしかっただけ」
なんですね。
つまり、どういうことかと
いいますと・・・。
・毎日の生活がただただ大変すぎて余裕がない
・人と「つながっている」感覚を最近感じられない
・言い知れない孤独感をずっと抱えている
・こころがずっと不安。大丈夫と強がっているだけ
イライラが止まらないという方のお話を
じっくり伺うと
このようなお話がでてきます。
つまり、こころのバランスが完全に崩れていて
こころが不安定になっているのですね。
こころのあちこちに穴が開いているので
今にもこころ全体が崩れそうな状態だと
いうことです。
でも、
自分でバランスを立て直せない。
こころに開いた穴を埋めることができない。
だから・・・
だれかから愛をもらうという形で
ポッカリと空いたこころの穴を
塞ごうとしているわけです。
とはいえ、こういった状態の方に対して
いきなり「自分でなんとかしなさい！」
など言っても意味がありません。
だって、今、こころの状態は
崩壊しそうなぐらいグラグラなのですから。
なので、この記事のタイトルどおり
まず最初に必要なケアは
「愛をもらう」ことなのです。
世の中、今は便利な時代なので
ひとくちに「愛をもらう」と言っても
いろいろな選択肢があります。
多くの人は
・ペット
・子ども
・パートナー
・ボランティア
こういった形で「愛をもらう」ことを
やっていますが、
それができないから悩んでいるんだよ！
という方もいらっしゃるでしょう。
そんな時こそ、こころの専門家を
つかってもらう時かもしれません。
心理カウンセリングを受けることで
「愛をもらう」体験をすることが可能です。
（イメージを使ったセラピーですね）
「へえー、そんな選択肢もあるんだな」
こういうふうに頭の片隅にでも
とどめておいてくだされば幸いです。
あなたにとって、明日がよりよい
一日となりますように。
