こんにちは。
本郷彰一(ほんごうしょういち)です。
今日は、世の中にはいろんな「不登校専門カウンセラー」や「◎◎をするだけで不登校は解決!」が山のように出回っているのに、どうして不登校の数は過去最高を更新しつづけるのか?という内容の記事です。
※この記事の超要約版はこちら
どうして不登校の数は過去最高を更新しつづけるのか
不登校に対して間違った対処をしているケースが非常に多いから
とにかく臨床経験の数が多く、幅広いジャンルのお悩みに対処できるカウンセラーに相談しましょう
※ここから先は、要約ではないほうの(長い)ブログ記事です
毎年ニュースで
「不登校の児童・生徒数が過去最高を更新」と
言われ続けています。
統計数からの単純計算だと、学校1クラスに数名程度の不登校の子どもがいる計算です。
※この記事を執筆した時点での話です
さて、巷にはいろんな「これさえやれば不登校は解決しますよ!」という情報があふれていますが・・・
どうして、いつになっても不登校の子どもの数が減らないのでしょう。
むしろ、まだまだ増え続けているのでしょう。
だって、そんなに簡単に「◎◎するだけで不登校が解決!」するのだったら
どんどん不登校の子どもの数は減っているはずです。控え目に言っても、横ばい程度にはなっているはずです。
しかし、現実は違います。
毎年、過去最高を更新し続けているのです。
どうしてこんな矛盾が生じているのかというと、それは
不登校に対して間違った対処をしているケースが非常に多いからです。
たとえばですが・・・。
・いじめを言えずに不登校になっている子どもに対して支援員が「愛着障害です。お母さんがそばにいてあげてください」といったので、お母さんが不登校離職して家でつきっきりになる
・学習障害で不登校になり昼夜逆転してゲーム依存になっているが「ありのままの子どもを受け入れてあげてください」とカウンセラーに言われたのでそのまま放置
・担任が子どもと全く向き合おうとしない性格で子どもが大人に対して不信感を募らせ不登校になっているのに行政は「お母さんもつらいですよね」としか言ってくれない
・・・。
間違った対処法の例を挙げるとキリがないです。
そして、不登校に対して間違った対処をしていても、
当然いつになっても不登校は解決しません。
そればかりか、親も子どももどんどん疲弊して
さらに状況が悪くなります。(お金だってどんどん減ります)
挙句の果てには限界まで追い詰められて
「うちの子、もううちでは面倒見られない。引き取ってくれ」
と、子どもの意思を無視して強制的に施設に入れさせたり、連れ去り屋を呼んで連れて行かせたり、児童相談所に子どもを養子に出したい、と駆け込んだりしてしまうのです。
※児童相談所に駆け込んでもいきなり養子縁組はできません。いちおう補足として。
でも、そうなる前に
ちょっと冷静に
立ち止まっていただきたいのです。
もし、あなたのお子さんが今まさに不登校で、こんなに何をやってもうまくいかないのならば・・・
「対処法を間違っていただけ」
この事実を受け入れていただきたいのです。
さて、それではどうしたら正しい対処法にたどり着けるのでしょう。
(ここが一番重要ですよね)
それは、とにかく臨床経験が豊富な心理の専門家に相談をして(原因と対処法を)見立ててもらう必要があります。
どうしていちいち「臨床経験が豊富な」という部分を強調しているのかといいますと
不登校のケースは、家庭環境・保護者の性格気質や病気の有無・子ども自身の性格気質や病気の有無や発達課題・通っている学校やクラスの環境・担任との相性などなど・・・
いろんな要因が複合的に絡み合っています。
なので、いくら「不登校専門」をうたっているカウンセラーだとしても
スキルや心理療法うんぬん以前の問題として
そのカウンセラーさんが今までに経験した臨床経験(不登校に限らず、夫婦問題・子育て・精神疾患・虐待・世代間連鎖など幅広いケースを経験していること)の数がないと、不登校の原因特定や対処法といった見立てやアセスメントを正しくできません。
はっきりいってカウンセラーの肩書なんて、(不登校の原因と対処法を見立てるための力という視点では)何の意味もありません。
逆を言うと、そのカウンセラーさんが今までに経験した臨床経験の数が豊富で、かつ、いろんなお悩みケース(不登校に限らず、夫婦問題・子育て・精神疾患・虐待・世代間連鎖など)に対応した経験があるのならば、それだけ不登校の原因と対処法について、正しい見立てができる確率があがります。
だからこそ・・・。
本気で不登校を解決したいならば、
あなたが絶対に忘れてはいけないことは、これです。
とにかく臨床経験の数が多く、幅広いジャンルのお悩みに対処できるカウンセラーに相談する
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