最近、ちらほらと
こんな主張を見かけるようになりました。
・ChatGPTに人生相談している
・geminiのほうが彼氏よりも優しい
・生成AIは誰よりも私に寄り添ってくれる
中には、カウンセリングの相談を
生成AIにするといいですよ~、と
後押しする人もいます。
・・・が。
これは、絶対やめたほうがいいです。
カウンセリングや人生相談は
にんげん以外に相談すべきではありません。
2025年4月にアメリカで
ChatGPTに相談をしていた方が
自死してしまうという出来事が起こってしまいました。
ChatGPTの会社であるOpenAIは
「ChatGPTをカウンセラーがわりに使わないでください」
という旨のメッセージは以前から出しています。
当然のことです。
生成AIに依存したり、カウンセリングの参考にしたりすることの危険性は
私も以前より(養成講座の受講生や、カウンセラーの後輩に質問された時に)
うるさく指摘してきました。
===以前に受講生にAIをカウンセリングの参考にすることについて質問された時に私が返事した内容を一部省略して抜粋===
私としてはデメリットしか感じていません。
たとえば、こんな感じです。
・感覚的なものは伝わらない
・臨機応変の対応ができない(臨床性といいますが、AIだとこれを求めるのは無理)
・AIが言っていることが正しいかどうかはわからない。(ファクトチェック、必ずやらないとけないですね)
・にんげんを思考停止にさせてしまう(考える力が身につかない)
・ストレス耐性が育たない(カウンセリングではクライアントがモヤモヤする時間もめっちゃ必要。ストレス耐性を育てないと、現実世界で生きていけなくなる)だが、AIだとそれがない
・空想に逃げるパターンに陥りやすい(ただの現実逃避)
===抜粋ここまで===
AIテクノロジーは全くの素人である私ですら
当時、すぐにこれだけのリスクがよぎったのですから
AIの専門家に言わせると
もっとたくさんのリスクが
挙げられるのではないでしょうか。
なので、確かに生成AIは便利だし、
活用次第でめちゃくちゃ生産性が向上するのですが
少なくとも、
カウンセリングには活用すべきではありません。
ましてや、生成AIを
カウンセリングや人生相談に
活用することを勧めるカウンセラーは
倫理観が欠如しているか、
知識が浅すぎるか、
その両方です。
いずれにしろ、そういったカウンセラーは
人(クライアント)の人生に多大な影響を与える仕事であるという自覚も責任感もないと言わざるを得ないのです。
もしあなたや、あなたの大切な人が
そんな意見に耳を傾けてしまっているならば
すぐに、とめてあげてください。
にんげんを癒せるのは、
にんげんだけなのですから。
ChatGPTをはじめとする
生成AIに依存するのは極めて危険。
最悪、命を落とします。