パートナーとのけんかや
子どもとのギクシャクといった
「けんか」を繰り返してしまう方に
特にお読みいただきたい内容です。
「それは、〇〇が原因です!」
という見出しの情報が
たくさんありますよね。
たとえば、
・愛着障害が原因です
・毒親のせいです
・本気で願っていないからです
こういう感じの
「〇〇が原因なんです」
という内容です。
そして、ここから先が
一番重要なのですが
〇〇が原因なんです
を知っただけで
「そうか!だから私は生きづらかったんだ」
と安心して、
そこで終わっていませんか?
たしかに、喉のつっかえが
とれたような感じがして、
腑に落ちた感覚になれるのですが
原因が分かっただけでは、
まだ何も解決していません。
あえて極端な例えを出しますが、
仮に、あなたの家が
火事になったとしましょう。
火元は台所だとします。
台所に入った途端、
あなたの目には
火と煙が飛び込んでくるので
「ええっ、なんで!?」
とあなたは
プチパニックになります。
でも、その台所をよーく見てみると
天ぷら鍋がひっくり返っていることに
気づきます。
そこで、あなたはこう思うわけです。
「そうか、わかったぞ!
天ぷら鍋がひっくり返ったことが
火事の原因なんだ!!」
・・・・・・・・・。
でも、原因が分かったからといって
火が消えたわけではないですよね。
消火しないといけないです。
(当たり前の話ですよね)
だから、家事の原因を特定することは
確かに大事ですが
(例:天ぷら火災だったら水かけたらダメです。絶対。)
そこで止まるのではなくて、
「問題に対処する」という
行動を取らないといけません。
今の話は火事に例えたので
「そんなの当たり前やろ!」と
思われたと思いますが
これがあなたの生きづらさや
愛着障害、こころの病気などの
カウンセリングの話になった途端
不思議なことに
「問題に対処する」という行動が
すっぽり抜け落ちてしまうのです。
だからこそ・・・
今まさにお悩みがある方は
もちろんのこと、
今は別に悩みはないですよ~
という方も
いつか、困ったことが
起こった時のために
頭の片隅にとどめておいてくださいね。
原因が分かっただけでは
まだ何も解決していない。
「問題に対処する」という
行動が必要。
いやいや、実際に行動もしてるけど
解決しないんですけど・・・
っていう方は
心理カウンセラーなどの
あなたの味方になってくれる人のサポートを
受けることを強くおすすめします。
あなたにとって、明日がよりよい
一日となりますように。